警官が警察に逮捕されるまで密着24時

警官が警察に逮捕されるまでの密着24時

交番勤務の警察官が別の警察官が交通違反で処理した反則切符を、故意にシュレッダーで裁断したとして懲戒処分されました。

 

県警によりますと28歳の男性巡査長は6月、勤務先の交番で保管されていた交通違反の反則切符など6枚を無断で持ち出し、シュレッダーで裁断したということです。

熊谷市で2009年、小学4年の小関孝徳君(当時10歳)が死亡した未解決のひき逃げ事件で、捜査書類を破棄したとして公文書 毀棄きき 罪に問われた県警交通捜査課の元警部補・須郷宗男被告(64)(定年退職)の控訴審判決が7日、東京高裁であった。伊藤雅人裁判長は、懲役1年6月、執行猶予3年とした1審・さいたま地裁の判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

警視庁は、安倍元総理大臣の「国葬」に伴い警備にあたっていた警察官の拳銃4丁を一時紛失したと明らかにしました。

拳銃を入れたままロッカーをリース業者に返却していたということで「極めて不適切だった」としています。

大阪府警は2022年9月28日、野球場の女子トイレに入ったとして7月に建造物侵入容疑で現行犯逮捕され、釈放された河内署交通課の山本直樹巡査部長(32)が、職務中に女性の個人情報の不正な照会を繰り返していたと明らかにした。府警は同日、停職3カ月の懲戒処分とし、山本巡査部長は依願退職した。

千葉県警は2022年9月26日、職務上知り合った女性と職務中に性的な行為などをしたとして強制わいせつと強制性交の疑いで成田署地域課で駐在所勤務の男性巡査長(37)を書類送検するとともに、減給10分の1(6月)の懲戒処分にした。巡査長は同日付で依願退職した。

岩手県警察本部によりますと、県内の警察署に所属する30代の男性巡査部長はことし3月末に、事件の取り調べの際に作成した捜査書類に事実と異なる部分があることに気づきながら、新たな書類を作成するための再度の聞き取りを行わず、自分で書き換えたものと差し替え、もとの書類をシュレッダーにかけて捨てた疑いがもたれています。

 

別の捜査員が不自然な点を指摘し、巡査部長の書類の改ざんと破棄が明らかになったということです。

 

警察は巡査部長と、巡査部長の行為を容認していたとして、上司の40代の男性警部補を公用文書き棄の疑いで5月20日付けで書類送検しました。